いつか戻る場所 vol.1
32歳の頃。
突然ホームステイをすると言って、それまで勤めた写真会社を辞めてCANADAの
Vancouverに行った事がある。

理由はある。
その前年に行われたAtlanta Olimpicをチケット取材した折に、どうしてもプレス証を
ゲットしたくなったのだ。
Olimpicを正式なaccreditation cardで取材。
それが僕の目標となった。

Olimpicを正式に取材できる日本のカメラマンは本当に少ない。
まさに難関なのだ。
新聞社、通信社、雑誌協会、そしてオフィシャル・フォトエージェント。
カメラマンの枠はこの中から決まる。(テレビは別のaccreditation card)
全ての業態において、トップレベルの人達が選抜されることになる。
僕が選んだのはオフィシャル・フォトエージェント。
ここに入社するための自己アピールの手段として英語が必須だと考えた。

当初アメリカやオーストラリアも考えたのだが、予算の都合(その間働かないので、
貯金を切り崩すしか方法が無し)で、少しでも長く滞在するにはCanada以外に選択肢
は無かったのです。(確かワーホリも30歳までだった。)
とはいえ、実際に行ってみるとVancouverは素敵なところだったので、直ぐに気に
入ってしまったんですけどね。



僕がホームステイをしたのは、Vancouverの対岸にあるNorht Vancouver。
シーバスか車で橋を渡って行き来する感じです。
僕は語学学校のあるVancouverまでは、毎日シーバスを使っていました。
Norht Vancouver側にあるシーバスステーションはLonsdale Quayといって、
マーケットになっていて賑やかな場所。
夜景が綺麗だっのをよく覚えています。
実はこのLonsdale Quayはシーバスステーション兼バスステーションになっていて、
ここから更に山の方向に坂を上っていた所にホームステイ先の家がありました。
なので、家から学校まではトータル40~50分かけて毎日通学。

ホームステイ先の家族は若いご夫妻で子供が2人。
2歳と生後6ヶ月の兄弟です。
ご主人はコンピューターソフト制作会社に勤めていて、奥さんは主婦だけどご近所
さんと友達には自宅でヘアカットのアルバイト。(元は美容師だったらしい)
とても良いご家族で、大変優しくしていただきました。

そうそう、家も凄く大きくて部屋数はリビング、ダイニング、子供たちの部屋、
夫妻の部屋、客間が2、プレイルーム、倉庫?(物置部屋?)、バスルーム3てな
感じです。
年齢は多分僕とそれ程違わない30代。
なのに、この若さにしてこれだけの家を構えられるってのは、いったいどーゆう事?
とてもうらやましい限りです。はい。

ディテールはこんな感じで、当時のカナダ・ドルのレートは80円くらいだったんですね。
いやぁー、日本円は強かった。
物価の安いVancouverはとても暮らし易かったです。
それに適度に都会だったので、困る事は殆ど無かった。
そうそう、一番驚いたのは日本人と中国人の多さ。
主要なショップには必ず日本人のスタッフが居ましたしね。
実はそれが一番困り物だったかも。
だって、英語を勉強に行ってたわけですから。(笑)

学校は・・・はい。はっきり言って一番下のクラスからでした。
全く持ってダメダメ君だったので、本当に中学1年生レベルでした。(爆)
特にヒヤリングが全くダメ。
全然聞き取れません。チンプンカンプン。
単語のボキャブラリーも少なくて・・・いや、むしろ皆無に近かった様な・・・
本当に酷かった。(笑)
それでも何とか学校に通い始めましたが、クラスは日本人ばかりでした。
少人数制のクラスで、6人中僕を含めて5人が日本人(男4、女1)と、イタリア人の
女性が1人でした。

このクラスは本当に楽しかった。
でも、傍目には幼稚園生が通ってるクラスみたいだったことでしょう。(笑)

学校は飲み物を持ち込んで、自由に飲みながら授業を受けられ、とても自由な感じ。
僕は毎朝シーバスステーションにあるスターバックスで、Day's coffeeのtall sizeを
買っていたんだけど、一週間ぐらい経ってくると周辺の状況にも詳しくなってきて、
いろんな店を試す様になったんです。
そして見つけたのがなんとilly caffèを使ってるお店。
このとき初めてilly caffèを飲んだんです。(マジですマジ)
もちろんエスプレッソなんてないから、アメリカン・コーヒーなんだけど旨かった。
(カナディアン・コーヒーなんて突っ込まないように・・・笑)
一応エスプレッソマシンで抽出はしていました。
他の店よりもちょっと割高だったんだけど、それからは毎日ここを利用するように
なりました。

そう、はまったんです。
illy caffèに。

実は僕のハンドルネームになっているillyはここからきました。
(最近は別のメーカーがお気に入りなんですけどね・・・笑)
いやー、長い話でしたがこれが言いたかったんです。
(23にはまた別の意味があるんですけどね。それはまたいつか。たいそうな意味は
 無いので期待はしないでね。)

ですがこのホームステイ話、せっかくですから続ける事にします。
というわけで、今日はこのへんで。

これは正真正銘illy caffèです。
photo by GON
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by illy23 | 2005-03-28 00:56 | いつか戻る場所
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